PS3やPS Vitaのダウンロードゲームができない?
2022年4月10日、GIGAZINEやその他のゲーム系メディアに「PS3やVitaのダウンロードゲームが【期限切れ】と表示されてプレイできない」とのニュースが取り上げられました。
最近リマスター版が発売されたオリジナル版クロノクロスもこの通り。
プレイ有効期限が50年以上も前の“1969年12月31日”や“1970年1月1日”になっていたとのこと。
現在もどういう条件下で発生するのかなど、海外ユーザーによる検証が進められています。
仮説ではありますが「何らかのバグや不具合により、UNIX時間の始まり(1970/1/1)にデフォルトで設定されてしまう」可能性があるという話。
細かい話では「スクエニのタイトルが怪しい?」なんて内容も出てきました。
ならば自分で確認してみよう!と思い立ったいうわけです。
PS3のダウンロードゲームを起動してみる
※ 画面直撮り注意。
KING’S FIELDの場合
まずはフロム・ソフトウェア初期の名作、KING’S FIELDをインストール。
PS1にも関わらずフル3Dで描画された主観視点のアクションRPGです。
いきなりフィールドに放り出されるという、フロム作品おなじみのスタートはこのタイトルから始まりました。
初代の主人公はやがて闇落ちして、2作目の主人公が命をかけて封印するといったダークなシナリオもフロムを感じさせますね。
最新作『エルデンリング』に登場する月光剣(ムーンライトソード)もここから生まれています。
電子説明書を読む。
現在は敵としても遺灰としても大活躍のスケルトンさん。
「幻覚の壁にだまされるな!通過できるぞ!」
本当にフロム旧作から最新作まで一貫したシステムです。
何かいっつも墓をめぐってる気がする。
ということで特にゲーム起動に問題はないですね。
それでは次のゲームに移ります。
ラングリッサーI & IIの場合
続いては2019年にもリメイク版が発売された『ラングリッサーI&II』です。
正確にはPS1版もリメイクだったので、2019年版は再リメイクというのが正しいでしょう。
うるし原智志氏の美麗なイラストに反して、硬派なシナリオと戦闘システムが評価されたS・RPGですね。
現在はアジア圏でラングリッサーモバイルが好調につき、それでシリーズが存続している感があります。
今度はゲームの詳細を確認してみました。
作成日時がダウンロードした日、有効期間がPS PLUSに加入した日。
終了日がPS PLUSの期限でしょうか。
ここで1970年になっていると起動しないとの報告だったので、もう確認は完了しているような感じですね。
はい、問題なく起動しました。
呪術廻戦にも出てる山口勝平さんがこの頃から現役で吹き出しそうになります。
パラサイト・イヴ2の場合
スクエニのゲームが怪しい、という説もあるようなので『パラサイト・イヴ2』も起動してみました。
やっぱり問題ありません。
シリーズを通して全作品でゲームシステムが違うという珍しいA・RPGです。
3作目は原作小説の商標を外して『ザ・サード バースデイ』という名前で発売されました。
ゲームとしては3rd > 2nd > 1stの順で面白かったのですが、ストーリーとしてみると2nd > 1st > 3rdという完成度だったような気がします。
本作の『パラサイト・イヴ2』にはバイオ2のアセットが使われているとの話が出てきました。
両方とも好きなゲームだけに、微妙な気持ちになったのはつい先日のことです。
「パラサイトイヴ」「コカ・コーラ」「スターバックス」3つの商標が登場するゲームとしても有名。
面倒そうな契約を更新してアーカイブスで配信し続けているので、スクエニすげーとなるタイトルでもあります。
他の機種のアーカイブスの場合
2020年に配信終了となったPS2アーカイブス『スーパーロボット大戦Z』を起動。
こちらも問題なし。
アニメの版権料が高いのでアーカイブスも高くなりがちなシリーズです。
PS Vitaではどうか
いろいろPSPソフトやVitaソフトを動かしてみましたが、全く問題ありませんでした。
自分が該当してないとわかって一安心です。
4月14日追記:修正されたそうです
修正は思ったより早かった。
6月から始まるサブスクにも期待してます。
あとがき