PS Indiesからトロフィー攻略記事を抜粋

PSストアにて一部低品質なゲームがトップページに表示されないようになる【ThiGames】

PSストアにて一部低品質なゲームがトップページに表示されないようになる【ThiGames】

PSストアが一部メーカーのトップページ掲載を見送る?【シャドウバン】

2023年2月の初週あたりから、PSストアのトップページに変化が起きている模様です。

一部メーカーのゲームが新着一覧に表示されなくなりました。

完全に削除されたわけではなく、ソフトが販売開始となったことを告知しないという処置が行われているみたいですね。

いわゆる、問題のあるメーカーを狙った事実上のシャドウバン状態にあるとも言えます。

Twitterにおけるシャドウバンとは
  • 「シャドウバン / ShadowBan」とは、アカウントにはアクセスできてツイートもできる、つまりアカウント停止 / BAN はされていないにもかかわらず、ツイートやアカウントが他の人に表示されない・見つかりにくい状態を指す俗語。
  • 発祥は意外に古く、使われ始めたのは1980年代とも2001年ともいわれており、日本ではTwitter社のCEOであるイーロン・マスク氏が「シャドウバンされてるかは自分で確認してくれ」と明言したことでも話題となった。
  • ちなみに自分のTwitterアカウントが問題になっているかは「シャドウバンチェック」から確認できる。

2022年の11月頃に海外のゲームメディア『Dex.exe』にて、低品質なゲームを量産しているメーカーに向けてソニーから警告メールが送信されたとの情報が出てきました。

毎週新着ゲームをチェックしている人はご存じかと思いますが、一瞬でトロコンできるゲームが大量に生産されて、普通のソフトが埋もれてしまうという事態になってます。

PSストアのトップページにThiGames発売のソフトが表示されなくなる

今週からPSストアのトップページにThiGamesのソフトが表示されなくなる

Web版PSストア

今週からPSストアのトップページにThiGamesのソフトが表示されなくなる

PS5本体のストア

ThiGamesから2月8日に発売されたソフト『The Jumping Chicken Wings: TURBO』がストアのトップページに表示されていません。

他にも同社販売のタイトルが表面上は表示されなくなるという事態になっています。

 

あくまでトップページのみ永久追放という措置みたいです。

作品名で検索をかけると出現するので、販売停止となったわけではないみたいですね。

あくまでトップページのみ追放という措置みたいです。

他のアレなメーカーの掲載はどうなってる?

代表的ないわくつきのメーカー
  • ThiGames … 食品が飛び跳ねるシリーズを量産。メニューを変えて毎週のようにソフトを販売している
  • Zakym s. r. o. … しっかりしたアクションゲームを作るのだが、1面2面3面を細かく分割して販売する手法を取る
  • Webnetic s. r. o. … 知育ゲームと称して、足し算引き算レベルのソフトを販売している
  • Klovako s. r. o. … 乗り物の一枚絵が動くだけのゲームをリリース。 通称”journey”シリーズ
  • Pix Arts … フリー画像や買った素材集をそのまま売りに出すという暴挙に出る。Switchの市場を荒らしまくっているメーカー

他にはChiliDog Interactiveを挙げる人もいるかもしれませんが、そちらはあくまでゲームに「一瞬で終わるコマンドを搭載している」だけです。

一応、普通にプレイできる作品をリリースしているので問題ないでしょう。

 

さっと確認してみた感じは

さっと確認してみた感じは

  • 「Thigames」はシャドウバン
  • 「Zakym s. r. o.」もシャドウバン
  • 「Webnetic s. r. o.」 はしばらくリリースが途絶えているので分からない
  • 「Klovako s. r. o.」 はしばらくリリースが途絶えているので分からない
  • 「Pix Arts」はそのまま

という状況になってるみたいですね。

ここで去年11月にゲームメディアから報道された内容について振り返ってみましょう。

主な警告内容について
  • SIEがPSストアに投稿されたコンテンツを審査する際、以下の特徴を持つ製品は「スパム」または「繰り返し」コンテンツとして識別されます。
  • PSストアで公開されている商品と、機能やアセットがコピーされている、または意味のある違いがない商品。
  • 個々のパートナーから公開された複数のコンセプトや製品バリエーションで、機能や体験が重複しており、機能やアセットがわずかに異なるだけで差別化されているもの。
  • 可能であれば、パートナーは小規模で類似したコンテンツ体験を1つの製品に集約し、ゲーム内コマースを利用して体験を拡張・拡大することを検討してください。
  • 例えば各商品に異なるトロフィーを提供することは、コンテンツの差別化には不十分です。
メーカーが警告に従わなかった場合
  • PSストアでのコンテンツ検索が制限されます。
    新着コンテンツなどの自動的なマーチャンダイジングの対象から除外されます。
  • PSストアのコンテンツ登録解除
    コンテンツは検索できず、ウェブストアおよびモバイルストアから直接アクセスが可能です。
  • CertOpsプロセスへの影響
    ポリシー違反が是正されるまで、コンテンツの公開が許可されません。
    審査枠の確保に影響があります。
    CertOpsとは海外のコンプライアンスのこと
  • コンテンツのテイクダウン
    ポリシー違反が是正されるまで、PSストアからコンテンツが削除されます。
  • PlayStation Partnersアカウントの停止または終了
    複数の否認または削除を行った場合、パートナー様のPlayStation Partnersアカウントは一時停止または終了となる場合があります。
    アカウントの停止により、新しいコンテンツの投稿や公開が制限されます。既存のコンテンツがSIEのポリシーに準拠している場合は、PSストアへの掲載を継続することができます。
    アカウントの停止は、PSストアからすべてのコンテンツを削除することを意味します。

つまり、ソニーの警告に従わなかったので「新着コンテンツの自動掲載から除外された」ということでしょうね。

要約すると「制限を解除して欲しいなら、まともなゲームを作りなさい」とメールから忠告されているわけです。

このままいくと報道された文書の通りになるなら「アカウントの停止」が待ち受けているんじゃないでしょうか。

 

このタイミングでThiGames社は『Mr. Hibbl』という比較的まともなアクションゲームをリリースしています。

もともとSteamでは数年前から発売していたソフトのようですが、今となっては普通の作品を1つ出したところで手遅れなのでは…なんて穿った見方をしてしまいますね。

なんでPSストアの新着ゲームがこんなことになったの?

今までは日本国内におけるゲームの発売はCEROが審査を行っていましたが、弱小インディーメーカーまで一律20万円の審査料を求めるのが負担となっていました。

また、ビデオ審査や資料提出など細かい部分も多く、ソフトのリリースまで時間がかかってしまう問題もあったわけです。

そこで家庭用ゲーム機を販売する大手3社ではIARC汎用レーティングと呼ばれる海外式の審査制度を採用しており、これが審査料金が無料となってソフトがリリースしやすくなったわけです。

反面、あからさまに実績やトロフィーを取って終わるだけのゲームを増えていて、これがストア一面を埋め尽くしてしまうという地獄絵図にもなっていたわけでした。

ユーザーがうんざりしている頃に「あからさまなメーカーには規制を入れるかも?」という記事がすっぱ抜かれたこともあり、どうなるだろうと一同が固唾を飲んで見守っていたわけです。

あとがき

ストアのトップページから消えてもThiGamesは自重する気配がないので、ひょっとしたらSIEから永久BANされる第1号メーカーになるかもしれません。

このままいくとどうなるのかな、というのは気になるところではあります。

今日もPSストアで食品はジャンプし続けているのであった

8 COMMENTS

クロサキ

情報ありがとうございます。
新作ソフトが探しやすくなってよかったです。
IARC採用でソフトが発売されやすくなるのはよかったんですけどね…
個人的には新作ソフトの検索時に、売上順ではなく発売日順をデフォルトにして欲しいです。

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かなめ

毎週ゲームの発売記事を作ってるんですけど、リンク貼ろうと思ったらトップから消えてることに気付きました

>IARC採用
変なゲームが増えるとは思ってましたけど、それにしてもストアが汚染されるのが早すぎましたね
もちろんソフトが出やすくなったので、本当に悪い面ばかりではないのですが…

>発売日順
凄く同意します
多分、ストアのトップページが汚れていた時の対策だったと思うので、これで戻しても問題ないですよね

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匿名

3/8現在、全くJumping系や、何とかQuizとか新作出てこなくなりましたけど、発売すら難しくなったのかなぁ(‘_’?)

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かなめ

>3月 8日の匿名さん
まさにJump系やQuiz系は3月からリリースが止まってるみたいですね
警告を受けてリリースを止めたから、永久BANだけは避けることはできた…のかも?
セールに参加するのは許されてるみたいですし、気になる人は値下がりを待って買ったほうがいいかもしれません

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mr913333

お久しぶりです、情報ありがとうございます。
なるほど、最近新作ページ数が少なくなっている訳ですね。(以前は7ページくらいあったのが最近は4ページくらいに減ってた)
ただ、発売日(新しい)順のソートをかけても一部ソフトが後ろの方に出る事があるので結局全頁チェックしないと漏れが出てしまうので改善して欲しいですね。
個人的にはフィルターで日本語(ローカライズ)対応かどうか判別できると助かるのですが・・。

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かなめ

>mr913333さん
某wikiの更新お疲れ様です
電ファミ側の更新が止まってるので、代わりに国内のトロフィー情報を一気に扱うとなると大変ですね…

>発売日(新しい)順のソート
これ、本当に改善してほしいです
しかも新作の掲載漏れもあったりして、もうお手上げなんですよね
なんとか公式ストアを見るだけで、発売ソフトを網羅できるようにしてほしいのですが…

>フィルターで日本語(ローカライズ)対応
できそうですよね
日本語がないソフトには興味ない人も多いでしょうし、需要はありそうな気がします

プレイステーションは好きなだけに、こう、ストアの使いづらさが何とも…ですね

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PS4「◯◯ Engine」感想:トロフィーブースト課金ゲー問題

[…] この手のゲームとしての質が低く価格も低い作品はストア上に数多く存在し、PlayStation Storeの表示仕様上も非常に目立つ。「The Jumping◯◯」等のいわゆる「トロフィーブーストゲーム」と呼ばれるような作品をSIEも問題視しており、このような作品を連発するメーカーに対しSIEは新作をトップページに表示させないシャドウバンを実施している。 […]

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