PS Nowの2022年2月新規タイトルが配信開始
PS Nowサービス概要
Windows PCではクラウドでプレイ可、PS5とPS4はダウンロードプレイ
に対応。
PS3タイトルはストリーミングでカバー、トロフィーにも対応とこれ以上無いサービスに生まれ変わったPS Now。
事実上の定額遊び放題、PS版サブスクリプションサービスでもあります。
現在、7日間無料体験受付中。
よく無料体験なのに100円取るのかということが話題に上がりますが、これはCERO:Zタイトルが遊べるので年齢確認が必要なため。
クレジットカードが通るか確認された後、約1ヶ月後に100円が返金されます。
PS Plus更新分は事前に発表されますが、PS Now新規追加タイトルは配信当日にならないと発表されません。
※ 現在はamazonからPS Nowカードが姿を消しています。
PS Now 今月の概要
今月は2月1日(火)発表。
毎月第1火曜に追加タイトルが発表されるので、月が変わったと同時にサービス更新となりました。
期間限定タイトルが1つ、常に遊べるタイトルが4つの計5作品。
先月は全く追加作品がなかったためか、今回はそれを取り返すかのような充実ぶりとなっています。
アニメ化が発表された『閃の軌跡』が早速PS Now入りしたため、ラインナップが増えたという背景があるのでしょう。
Sony changed the text on the Playstation Plus promo image for next month.
Interesting. 🤔 pic.twitter.com/8sAN7OoIht
— KAMI (@Okami13_) January 27, 2022
海外のユーザーによってPS Plusの注意書きが変更になっているのが発見されました。
いよいよ春先に例のサービスは発表となるか。
終了期限が決まったPS Nowゲームは
- 『鉄拳7』が2月28日まで
- 『マフィア コンプリート・エディション』が2月28日まで
の2本です。
サービスに加入している人は早めにプレイしておきましょう。
PS Now 2月追加分
期間限定タイトル
『グランド・セフト・オート:バイスシティ 決定版』(~ 5月2日(月)
グランド・セフト・オート:バイスシティ 決定版データ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / 3 |
プレイタイム | 約30時間以上 |
公式サイト | グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版 |
公式ストア | グランド・セフト・オート:バイスシティ:決定版 |
『グランド・セフト・オート:バイスシティ 決定版』ゲーム概要
GTAが3本収録された『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』から一作がPS Nowに登場。
去年は『グランド・セフト・オートIII:決定版』が配信されたので、トリロジーから配信されるのはこれで2作目ですね。
「マイアミにある架空都市バイスシティ」ということで、名前の通りテレビドラマ『マイアミバイス』の影響が非常に強い作風になっています。
またストーリー展開や登場キャラのファッションは映画『スカーフェイス』からの影響も伺えます。
今までGTAといえば喋らない主人公が基本だったのですが、本作からは積極的に口出しするようになりました。
そして本作の革新的な要素として「実際の洋楽がふんだんに使用されている」という点が挙げられます。
歌が流れるのはゲームのOPとEDぐらいという当時の概念を打ち破り、実在のアーティストによる流行の曲がこれでもかというぐらい流れました。
ヘタなコンピレーションアルバムよりも遥かに豪華という。
ちなみにバイスシティの影響を受けたであろう『龍が如く0 誓いの場所』も1980年代がテーマなので、サントラCDを買うと当時の曲が流せるというギミックがありました。
『グランド・セフト・オート:バイスシティ 決定版』トロフィーの話
トロフィーが獲得できなくなるのでチート厳禁です。
アップデートにより犯罪者ランク最上位「ゴッドファーザー」を取るのが簡単になりました。
ゲームスタートと同時に近くの立体駐車場に向かって走り、屋上の黒い車に乗ります。
あとは「cone crazy」というレースミッションで記録を更新し続けましょう。
獲得金額が倍になっていくので、わざと遅く走って少しずつタイムを短縮すればいいというわけです。
あとはミッション達成率100%を目指して頑張ってください。
今後は常に遊べるタイトル
『英雄伝説 閃の軌跡 I:改 -Thors Military Academy 1204-』
データ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / 3 |
プレイタイム | 約100時間以上 |
公式サイト | 公式サイト |
公式ストア | 英雄伝説 閃の軌跡I:改 -Thors Military Academy 1204- |
ゲーム概要
2020年5月のフリープレイタイトル。
2023年初旬にタツノコプロ制作でアニメ化が決定。
元は2013年にPS3 / Vitaで発売されたファルコム1のストーリーRPGです。
PC版『英雄伝説VI 空の軌跡』をPSPに移植したところ、当時の若年層を中心に大ヒットを記録。
英雄伝説の第3期「軌跡シリーズ」として現在も続く息の長いタイトルになりました。
- 英雄伝説VI. 空の軌跡
空の軌跡FC
空の軌跡SC
空の軌跡 the 3rd - 英雄伝説VII.
零の軌跡
碧の軌跡 - 英雄伝説VIII.
閃の軌跡
閃の軌跡II
閃の軌跡III
閃の軌跡IV
ということで英雄伝説VIIIの一発目ということになります。
新規の人には複雑かとは思いますが、今回のPS Now配信版はシリーズ入門にもってこいですね。
9年前のRPGということで今やるとテンポが悪いですが、PS4版は高速スキップモードが搭載されました。
その辺は心配しないでください。
トロフィーの話
PS3 / Vita版とトロフィーは共有。
当時トロコンを断念した人は、セーブデータがそのまま使用できます。
改めてやり直す必要はありません。
「100時間プレイする」というトロフィーがあるので、プレイタイム100時間以上は確定です。
時限トロフィーも多く、全てを回収するには最低2周以上は必要。
がっつり攻略サイトを見ながら計画を立てて進めてください。
ストーリー1周目は難易度イージー、2周目はナイトメアにすることをおすすめしておきます。
特定のイベントを見ると「人物ノート」を埋めることができるのですが、これが攻略情報なしではコンプ不可能に近いです。
収集要素が多くて大変なのに、意外とトロコン率は高めをキープしています。
ファンが多いということが伺えますね。
『英雄伝説 閃の軌跡 II:改 -The Erebonian Civil War-』
データ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / 2.8 |
プレイタイム | 約60時間以上 |
公式サイト | 公式サイト |
公式ストア | 英雄伝説 閃の軌跡II:改 -The Erebonian Civil War- |
ゲーム概要
英雄伝説VIIIのパート2、軌跡シリーズ「閃の軌跡」2作目です。
シリーズ経験者でも無い限り、こちらからプレイするのはやめておきましょう。
公式サイトに書いてあるプロローグもネタバレなので読まないでください。
トロフィーの話
PS3 / Vita版とトロフィーは共有。
当時トロコンを断念した人は、セーブデータがそのまま流用できます。
前作とほぼ同じトロフィーリスト。
ただ「100時間プレイ」という項目がなくなり、規定戦闘回数も1000回から600回へと激減しました。
2周必須、1周目はイージー、2周目はナイトメアというのは変わらず。
『Little Big Workshop(リトル ビッグ ワークショップ)』
データ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / 2.5 |
プレイタイム | 約20時間以上 |
公式サイト | – |
公式ストア | Little Big Workshop |
ゲーム概要
ジャンルは工場経営シミュレーションゲームです。
「テーブルの上の人型玩具がせっせと働いている」という設定なので、睡眠時間を考える必要ありません。
24時間体制で働き続けます。
作れるものもバイク、楽器、ドローンと多種多様なので、うまく現実とフィクションのバランスを取ったようなシミュレーションとなっています。
事故が起きないように通路を広くしたり、在庫管理をきっちり行ったり、物流が滞らないように入口側に製品を置いてみたり。
作業場と部品置き場が遠いと効率が落ちます。
工場派遣の経験がある人は何となく役に立つかもしれませんし、関係ないかもしれません。
トロフィーの話
割とバグが多いので注意。
セーブデータが破損する可能性があるので、こまめにバックアップをとっておいてください。
動作が重くなってきたらゲームの再起動も有効です。
とりあえずストーリー(チャンピオンマイルストーン)の完全制覇を狙いましょう。
目標が提示されるのでコツコツクリアしていけばいいだけです。
「工場レベル40」が最後に残るかと思いますが、そこまで到達する頃には生産効率の突き詰め方も理解しているはず。
『Through the Darkest of Times(スルー ザ ダーケスト オブ タイムズ)』
データ | |
トロコン難易度 | 5段階中 / ? |
プレイタイム | 約?時間以上 |
公式サイト | – |
公式ストア | Through the Darkest of Times |
ゲーム概要
ナチス政権下のベルリンでレジスタンス活動を行うというストラテジーゲーム。
プレイヤーは反政府組織を運営して、ヒトラー内閣のイメージを失墜させることを目指します。
構成員を適切な場所に配置していくだけで、そこまで難しいゲームシステムではありません。
目の前の命は救えますが、結末は変わらない。
1945年5月8日の無条件降伏に向けて、政権もレジスタンスも破滅の道へ向かっていくこととなります。
トロフィーの話
PSNPのリーダーボードにはひとりしかランクインしてません。
つまり、北米でトロコンした人はひとりしかいないということです。
トロフィーを非表示にしている人を考慮しても少なすぎでしょう。
情報がなさすぎて対策の立てようがありません。
PS Plus フリープレイ 2月追加分(~2月28日(月)
今月は4作品がフリープレイに登場。
PS5タイトルが1つ、PS4作品が3つの構成となっています。
内訳はハクスラが2本、経営シミュレーションが1本、格闘技が1本の提供ですね。
先月はATLUSの『ペルソナ5スクランブル』に引き続き、今度は『ドラゴンズクラウン・プロ』が登場です。
今月は北米よりも提供タイトルが多いという、日本が優遇された形となりました。
ATLUSが頑張ってくれたおかげ。
必ず全てのタイトルを貰っておく
PS5を持っていない人でもフリープレイの購入履歴をつけることができる
ので、PS Plus加入者は必ず全て貰っておきましょう。
提供期間にバラつきがあることもあるので、早めに購入処理を済ませるのがよいかと思います。
PCブラウザから購入履歴をつける
PSストアにログインした後、上のURLから飛んでカートに入れるだけ。
PS Appから購入履歴をつける
アプリ立ち上げる → 画面下のアイコンからPS Storeを選ぶ → 画面上のカテゴリから「定期サービス」を選ぶ → フリープレイに飛ぶ
PS PLUS加入者特典:2月分
[blogcard url=”https://store.playstation.com/ja-jp/category/02693774-1dca-43fc-8fdb-a495c7ba3cd5/1″]
意外とダウンロードを忘れがちな加入者特典。
エイペックスレジェンズやロケットリーグなどのキャラクタースキンが貰えたりするので、月に1回は覗いておきましょう。
今月提供されたDLCは『遊戯王マスターデュエル』のパックチケットと『Marvel’s Avengers』のリワード。
PS5本体購入者にはPS4タイトルが19本もらえる
[blogcard url=”https://www.4gamer.net/games/260/G026038/20210203110/”]
PS Plusコレクションと呼ばれるものです。
PS Plus加入期間はPS4タイトル19本が無料で遊べます。
意外とPS5買ったのに遊んでないという人が見受けられるので、とりあえずライブラリに加えておきましょう。
万が一サービスが終了しても、ダウンロード履歴を残しておけばずっと遊ぶことができます。
フリープレイ2月提供タイトル
【PS5】『プラネットコースター: コンソール版』~2月28日(月)
[blogcard url=”https://store.playstation.com/ja-jp/product/EP2377-PPSA01735_00-PLANETCOASTER000″]
トロコン難易度:5段階中 / 3
トロコン時間:約45時間
ジェットコースターをメインとした遊園地を設計・経営するシミュレーションゲーム。
この手のゲームで起伏が異常なコースを作るのは、もはやユーザー定番の遊び方だったりしますね。
自分の作ったコースはオンライン上にアップロード可能。
また延々と遊園地を経営するというキャリアモードもあります。
トロフィーの話
他のユーザーが作ったコースをダウンロードすれば、一部トロフィーは楽に解除することができます。
チャレンジモードという、特定の条件をクリアする必要があるモードがそれなりに難しい。
経営シミュをプレイする人にトロファーは少ないので、もう少し難易度は低いかもしれません。
【PS4】『UFC 4』~2月28日(月)
[blogcard url=”https://store.playstation.com/ja-jp/product/UP0006-CUSA14204_00-EASPORTSUFC4GAME”]
トロコン難易度:3.2
トロコン時間:30時間以上
北米の総合格闘技「Ultimate Fighting Championship」を題材にしたゲーム。
格闘団体が乱立していてよくわからないといった場合、とりあえずこの世界最大規模の大会であるUFCを見ておけば大丈夫です。
実在の選手が登場してそのまま使えるため、UFCにハマってWOWOWで見ている人ほど楽しいソフトであるとも言えますね。
過去作には桜庭和志や堀口恭司が参戦していたのですが、今回日本人ファイターは残念ながらいません。
選手のグラフィックと動きは素晴らしいのですが、操作が複雑で覚えることが多く、初心者にはかなり敷居が高いかと思います。
トロフィーの話
「世界大会(オンライン)で4連勝」「ブリッツバトル(特殊ルール)で6連勝」といったトロフィーがあります。
現在はオンライン人口が少ないということを加味して、SNSから同時ログインする人を募集すればなんとかなるでしょう。
ブリッツはKO勝ちよりもポイント差勝利を狙ってください。
【PS4】『タイニー・ティナとドラゴンの城塞 ~ワンダーランズで一発限りの大冒険!』~2月28日(月)
[blogcard url=”https://store.playstation.com/ja-jp/product/UP1001-CUSA30035_00-000PAWPAWSIEAPS4″]
トロコン難易度:5段階中 / 2.1
トロコン時間:25時間以上
RPG + FPS + ハクスラ、ルーターシューターと呼ばれるジャンルの代表作『ボーダーランズ』シリーズの一作です。
元々は『ボーダーランズ2』のDLC第4弾だった作品。
プラチナトロフィーが設定され、単体起動版としてリリースされたものです。
ここから派生した話が、3月25日に発売される新作『ワンダーランズ ~ タイニー・ティナと魔法の世界』へと続いていきます。
- 未開惑星「パンドラ」に住む爆弾娘のティナ
- 本編では初代主人公ローランドに救われたことから、彼のことを英雄視していた
- 今回はティナが生み出したテーブルトークRPGに付き合うこととなる
- 辛い環境で育ったためか、彼女の精神と魂がゲームに反映され始める
- いつの間にかティナの内面をめぐる旅へ
- ボーダーランズ3では大人になったティナを見ることができる
やる前にこのぐらい認識しておけば大丈夫でしょう。
何の説明もないので、初見の人はわけがわからないと思います。
今回の作品が気に入ったら本編もぜひプレイしてみてください。
トロフィーの話
『ボーダーランズ2 DLC4』とトロフィーは別。
難易度は関係ないので、オプションから「イージーモード」にチェックを入れてください。
「全サイドミッションをクリアしよう」が非常に時間がかかるぐらいです。
各キャラごとをある程度育成して固有のアビリティを覚える必要がありますが、そこまで時間はかかりません。
唯一気をつける点としてオンライントロフィーが一個あります。
「【ハンターの固い絆】フレンド リストに登録されているプレイヤーを“戦って生き延びろ!”状態から回復させた」というもの。
ローカル2人プレイでも解除されません。
オンラインのフレンドを募集するか、自分でPS4(サブアカウント)とPS5(メインアカウント)を用意して自家談合してください。
【PS4】『ドラゴンズクラウン・プロ』~2月28日(月)
[blogcard url=”https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0005-CUSA07001_00-DRAGONSCROWN0001″]
トロコン難易度:5段階中 / 2.8
トロコン時間:約55時間
ヴァニラウェア開発、アトラス販売のベルトスクロールアクションRPG。
カプコンの名作『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を手掛けた神谷盛治氏が、再び同ジャンルを盛り上げるべく制作したという作品です。
元々はPS3 / Vitaで販売されたタイトルでした。
PS4版はグラフィックを4K解像度、音源はオーケストラとなってリマスターされました。
内容は旧世代機版と同じです。
トロフィーの話
PS4版、PS3版、Vita版とトロフィーは全て共有。
70種の料理を食べる「美食家」というトロフィーがあるのですが、こちらは何を食べたかが把握できません。
いちいちメモする必要があります。
オンラインでは他の人が食べた料理も反映されるので、なるべく多人数プレイで楽しんだ方がいいでしょう。
各種族、各難易度でかなりの周回を要求されますが、別段テクニックを求められるようなトロフィーはありません。
ベルトスクロールというジャンルを飽きずに延々とプレイできるか、ということだけ。
あとがき
新作に興味がない人は、今回のフリープレイとPS Nowで遊ぶのが良さそうです。
ボリュームがある作品ばかりなのでお得感があるでしょう。