ゲーム&トロコン概要 | |
プラチナ達成時間 | 約1時間 |
値段 | |
難易度 | 1.5 / 5段階中 |
時限要素 | なし |
備考 | ダウンタウン熱血物語 |
PSストアリンク | 龍炎高校伝説コレクション PS4 & PS5 |
- Index -
大味だけど”くにおくん”愛は感じる『龍炎高校伝説コレクション』(The Legend of the Dragonflame Highschool Collection)概要
HUNTERS開発、ラタライカゲームス販売のベルトスクロールアクションRPG。
Xbox LIVE Indie Gamesにて販売された龍炎高校伝説1、そしてSteamで配信された続編の2作を同時収録したタイトルです。
正義の不良である龍一が、さらわれた妹を助けるために地獄高校に殴り込むというストーリー。
高速で足蹴りを叩きこむマシンガンキックに、ジャンプからの回し蹴りをお見舞いする旋風脚!
倒れた敵にはストンピング、食事処でステータスを上げて地獄高校の連中をぶっ潰せ!
…白々しいノリの文章を書きましたが、ほぼファミコン『ダウンタウン熱血物語』のオマージュ作品ですね。
正確には熱血物語9割、くにおくんの時代劇1割ぐらいのタイトルです。
いろいろ技はあるけど、“まっはきっく”1本でゴリ押しできるというのも原作通りかもしれません。
くにおくんといえば、ゴミ箱蹴りまくって延々と敵に当てたよね、みたいな遊びもできます。
原作では自分に跳ね返ってくるので、大ダメージを食らってしまうかもしれないというスリルが味わえる遊び。
トロフィーとは関係ありませんが、ゲームセンターにてミニゲームを遊ぶこともできます。
これは熱血高校サッカー編…!
他には「熱血!すとりーとバスケット」らしきゲームや、熱血硬派のバイクレースなんかも用意されてますね。
主人公である龍一が最終決戦場でつぶやくセリフ。
モンスター高校や忍者高校を倒してきたのに、過去一でまともなツッコミをすることに笑ってしまいました。
エンディングで唐突に流れるミクさんの歌声に吹く。
ゲームBGMはMIDI、グラフィックはフリーゲーム風と、別の意味でノスタルジーも感じられるような作品になっている気がします。
DLSite : 龍炎高校伝説
現在、くにおくんシリーズは『リバーシティガールズ』や『三国志だよ全員集合』など、版権を引き継いだアークシステムワークスから新作がリリースされ続けています。
こちらも変わらず面白いので遊んでみてはいかがでしょうか。
『龍炎高校伝説コレクション』はPS5、PS4、Switch、XboxOne、Steamにて配信中。
PS5 & PS4のクロスバイ対応作品。
トロフィーのリージョンは北米、欧州、日本と分かれています。
操作説明
ボタン配置【PS5】 | |
Lスティック・十字キー | 移動 |
○ボタン | キャンセル |
×ボタン | 決定、ジャンプ |
□ボタン | パンチ、武器を拾う |
△ボタン | キック、武器を投げる |
OPTIONSボタン | ポーズメニュー |
事前知識
スタート地点付近でお金を稼ぐ
敵はどれだけ強くなろうとも100円しか落としません。
結局、スタート地点付近の雑魚を倒してお金を稼いだ方が効率がよいです。
1も2もだいたい攻撃力と防御力はそれぞれ80以上あると、ラスボスまで苦戦しなくなります。
技習得はマシンガンキック1本で十分
1だと最初の商店街で買える、2だと最初から習得している技です。
お金は全てステータスアップに回した方がいいでしょう。
ドラゴンニーを習得して、×ボタン → 十字キー右 + △ボタンで高速移動したいというぐらいはOK。
トロフィーコンプリートの流れ
- スタート地点でお金を稼いでステータスを上げる
- 龍炎高校伝説1をクリア
- 龍炎高校伝説2を開始
- 1と同様にスタート地点でお金を稼いでステータスを上げる
- ラスボスを倒してクリア
- クリア後、スタート地点のたこ焼き屋にいる虎太郎を倒す
- トロコン
途中で商店街に戻ると、ぬいぐるみや自販機が出現。
破壊すると隠しキャラとのバトルになります。
こちらもトロフィー獲得の条件に含まれるので注意。
1. 最初は『龍炎高校伝説』を攻略
ゲームスタート。
まずは言語設定は日本語を選び、初代龍炎高校伝説からクリアしていきます。
妹がさらわれた、というくだりは多分『ダウンタウン熱血物語』の冒頭を意識してのストーリー展開でしょう。
基本的なゲームの流れ
□
ボタンでパンチ。
△ボタンでキック。
×ボタンでジャンプ。
画面の切り替えでオートセーブ。
経験値という概念はなく、ひたすら敵を倒して100円を入手。
あとは飲食店で食事をするとステータスがアップする仕組みとなっています。
いつでも前のステージや商店街へ戻れるので、勝てないと感じた瞬間に戻るようにしましょう。
変に粘るのは時間の無駄です。
お金を稼いでステータスを上げる方が遥かに時間短縮に繋がります。
一度勝ったステージは戦闘せずとも素通りすることができるので、無理やり通過するようにしましょう。
デスペナルティはなし。
敵にやられても問題ないので、気楽に戦うようにしてください。
最初はマシンガンキックを買うところからスタート
最初の不良3人と4人を倒したら商店街に到達。
左の本屋でマシンガンキックを買い、あとはひたすら100円稼ぎに没頭してください。
最初は右のハンバーガーショップで攻撃力から上げた方がいいでしょう。
雑魚をスムーズに掃除できるようになってから、あとは足りないと自分が思うステータスを上げていく。
ハンバーガーショップ前にいるくまの着ぐるみを倒す
龍神町商店街から進んですぐに引き返すと、先ほどは見かけなかったくまの着ぐるみがハンバーガーショップ前に立っています。
攻撃力を少なくとも70以上ステ振りしてから殴るとボス戦に突入。
相手を倒すとトロフィー「着ぐるみバイト」を獲得することができます。
中身はラスボス並みに強いので、地獄高校の屋上に到達するぐらいに挑戦した方がいいでしょう。
余談ですが、中の人は弟の誕生日プレゼントに向けてバイトしていただけだったので、可哀想すぎるという。
龍炎高校伝説(龍炎高校1の全てのトロフィーを入手した)
- 黒龍高校制覇(虎太郎を倒した)
- おとぎ高校制覇(桃太郎を倒した)
- 忍者学園制覇(半蔵を倒した)
- 地獄の門番(羅刹を倒した)
- 地獄の1丁目(夜叉を倒した)
- 地獄の2丁目(風神、雷神を倒した)
- 地獄の3丁目(阿修羅を倒した)
- 地獄高校制覇(閻魔を倒した)
- 着ぐるみバイト(バイト中の虎太郎を倒した)
地獄高校クリアでトロフィー獲得。
大体ここまで20分 ~ 30分で到達できます。
スタート地点付近で金稼ぎを行うことと、ハンバーガーショップ前の着ぐるみ討伐を忘れないようにしてください。
途中のショップには回復技も置いてありますが、隙が大きすぎるのでやっぱりステータスアップに回した方がいいです。
エンディングの初音ミクに驚いたら、次は続編の龍炎高校伝説2に向かいましょう。
2. 『龍炎高校伝説2』を攻略
龍炎高校伝説1が終わったら、今度は引き続き続編に挑戦。
「修学旅行で大阪に来た」「地元のヤンキーに絡まれる」「警官が異常に強い」ことから、スーパーファミコン版『初代熱血硬派くにおくん』を意識してるのかな、という感じですね。
基本システムが進化した続編
雑魚が落とすお金は一律100円。
ステータスをちまちま上げてボスに挑むというゲームの流れは変わっていません。
しかし、OPTIONSボタンを押すと「場所の移動(ファストトラベル)」や「技コマンドの確認」という便利機能が追加されました。
プレイヤーが使用できる技も豊富になり、ダウンしている敵に対して追加攻撃ができるようになっています。
しっかり続編に向けてパワーアップしているのは好印象。
今度はステータスアップに集中する
今回は続編ということで、龍一は最初からマシンガンキックを習得しています。
ひたすら飲食店でステータスを上げることに集中すればいいでしょう。
それだけでは寂しいという人は、追加でマシンガンキック2を会得すれば十分です。
今回の隠しキャラは全部で3体いる
前作に引き続き、トロフィーを獲得するためには全部で3体の隠しキャラを倒さなくてはなりません。
- 西竜町商店街の食いまくり食堂前 … くいだおれ熊人形を破壊
- えびかに商店街 … 自動販売機を破壊
- ゲームクリア後のスタート地点、たこ焼き屋前 … 虎太郎に攻撃
特にクリア後の虎太郎はかなりの強さを誇ります。
こちらは攻撃力・防御力ともに80以上にしてから挑戦した方がいいでしょう。
ひたすらスタート地点からゲーセン前までの不良を掃除してください。
くまと自販機(警官)もなかなかの強さなので、再戦が面倒なら虎太郎を倒したステータスで挑戦してもOKです。
龍炎高校伝説2(龍炎高校2の全てのトロフィーを入手した)
- 西竜高校制覇(天王寺を倒した)
- モンスター学院制覇(ドラキチを倒した)
- 歌舞伎学園制覇(獅子を倒した)
- 悪魔の入り口(ベルゼブを倒した)
- 悪魔退治(ベルフェを倒した)
- 悪魔コンビ(オセ、サタンを倒した)
- 悪魔高校ナンバー2(ベリアルを倒した)
- 悪魔高校制覇(ルシファーを倒した)
- 反抗期(警官を倒した)
- くま退治(マイケルを倒した)
- 伝説のライバル(虎太郎を倒した)
『龍炎高校伝説2』も全てのトロフィーを獲得。
ここまでのプレイ時間は単体で約30分ほど。
攻撃力と防御力さえ上げればよいので、HPアップは後回しにしてください。
ゲームセンターは歴代のくにおくんネタが見れて楽しいですが、トロフィーとは関係ありません。
せっかくだからゲームを楽しみたいという人はガッチガチに考えず、自由に攻略してください。
どうやっても最終的にはトロコンできるようになっています。
最高のヒーロー(龍炎高校1&2の全てのトロフィーを入手した(プラチナトロフィー))
あとがき
ゲームのバランスは大味ですが、ドット絵の使いまわしもなく頑張ってる感がひしひしと伝わってくる一作です。
何より攻撃を当てているヒット感覚がくにおくん作品そのものでした。
そんなにおすすめはしないけど、トロコン目当てにやってみるのも悪くないよと言えるタイトルですね。