ゲーム&トロコン概要 | |
プラチナ達成時間 | 約15分 |
値段 | |
難易度 | 1 / 5段階中 |
時限要素 | なし |
備考 | 原作はPCエンジン |
PSストアリンク | モトローダーMC |
- Index -
『モトローダーMC』(MOTO ROADER MC)概要
メサイヤ開発、ラタライカゲームス販売の見下ろし型レースゲーム。
真上からの視点およびラジコン操作で順位を競う、最大5人プレイ可能なパーティーソフトです。
原作は1992年にPCエンジンで発売された同名のゲームですね。
現在版権を保有しているエクストリーム社に許諾を得て、ラタライカゲームスが『タリカンフラッシュバック』で培ったエミュレーティングシステムを搭載した移植作。
いわゆる『グレイランサー』『ジノーグ』と同様のパターンです。
今回は海外だけではなく日本でも配信されるようになりました。
元々は『モトローダー』『モトローダーII』とシリーズが続いており、本作『モトローダーMC』は最終作となります。
前2作は大人たちが改造車で戦うという話に対して、本作は参加できなかった未成年が安全に配慮されたレースで争うという世界観に変わっています。
グレネードやボムを遠慮なく撃ちあってるように見えるのは気のせいでしょう。
前作までにあったマシン強化要素はなくなり、グレネードとボムも撃ち放題で相手を邪魔するという分かりやすいゲームになりました。
シリーズ3作目にして、当時流行っていたアニメ『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』を意識したような世界観にリニューアルされています。
ちなみにサイバーフォーミュラ30周年のタイミングでモトローダーも移植されるという、奇妙な縁を感じる復刻となりました。
PS4、Switch、XboxOneにて配信中。
PS5 & PS4のクロスバイ対応作品。
トロフィーのリージョンは機種別に北米、欧州、日本と分かれています。
操作説明
ボタン配置【PS5】 | |
Lスティック・十字キー | ステアリング |
Rスティック | エイム |
○ボタン | キャンセル |
×ボタン | 決定 |
□ボタン | アクセル |
△ボタン | マシンの方向を調整 |
L1・L2ボタン | グレネード |
R1・R2ボタン | ボム |
OPTIONSボタン | スタート(RUNボタン) |
タッチパッド | システムメニュー |
事前知識
コースは全部で10セット × 5ステージ用意されてますが、TIME ATTACKモードにある全25コースを走ればトロフィーコンプリートです。
最後まで運転する必要はなく、コースを選んでトロフィーがポップアップした瞬間にタッチパッドを押してリタイアしてOK。
タイムアタックのコースセレクト画面でセーブ&ロードを繰り返せばすぐに終わります。
トロフィーコンプリートの流れ
- ゲームスタート
- タイムアタックのコースセレクト画面でセーブ
- 適当なコースを選ぶ
- タッチパッド → ロードを繰り返して全コースを選ぶ
- トロコン
コースを選んでトロフィーがポップアップするまでに3 ~ 4秒かかります。
しっかり確認してからタッチパッドを押すようにしてください。
ゲーム開始からプラチナトロフィー獲得までを解説
ゲーム起動。
まずは「Start Game」を選んで本編を始めます。
注意書きが出たらタッチパッドを押して先へ進めてください。
タイトル画面を経由してメインメニューへ。
ここでカーソルを「TIME ATTACK」に合わせて決定。
次の画面では「COURSE SELECT」を選んで先へ進みます。
コースセレクトの画面に移るので、ここでタッチパッドを押してポーズ。
システム側のメニューに入るので、ここで「Save State…」を選んでセーブ。
スロットは1つ目でいいです。
セーブが終わったら「Resume Game」を選んでシステムメニュー解除。
あとはコースを選び「TIME ATTACK」にカーソルを合わせて決定。
レースが始まるのでトロフィーがポップアップするのを待ちましょう。
トロフィー【サーキット1(ステージ「Circuit 1」をプレイする。)】獲得。
続いてタッチパッドを押してシステムメニューを開きます。
「Load State…」を選んで先ほどのデータをロードします。
あとはこれを全コース分繰り返すだけ。
チャンピオン(全てのトロフィーを獲得する。)
![チャンピオン(全てのトロフィーを獲得する。)](https://www.trovivo.com/wp-content/uploads/2022/05/%E3%83%A2%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BCMC_20220514173833-1024x576.jpg)
【PS5版】プラチナトロフィー
今回の移植具合を確認してみる
本作は英語版
メインメニューの吹き出しとOPTION画面の言語は英語。
PCエンジン版はカタカナなので、本作は海外版であることがわかります。
そしてこれは致し方ないことですが、タイトル画面から「COPYLIGHT 1992 NCS」の権利表記が消えています。
解像度はオリジナル、フル、1 × 1、4:3と様々なパターンを用意
PCエンジンの解像度は256×240、320×240、336×240、512×240の4パターンです。
現代のモニターに換算するとこの表示になります。
とことんオリジナルにこだわる人に向けてのオプションですね。
こちらが4:3でアップスケーリングされた画像。
スキャンラインなど当時の画質に近づけるオプションもありました。
マシンセレクトは別の形で実装
PCエンジン版では何かボタンを押しながらゲームを始めると、カートの形を変えることができました。
今回はタッチパッドのオプションから自機の形を変えられるようになったので問題なし。
グレネードとミサイルのボタン操作が変更に
PCエンジンは十字キーとスタート1/セレクトを除くとボタンは2つしかありません。
つまりアクセル(IIボタン)を2回押すとグレネード、バック(Iボタン)を2回押すとミサイル発射となっていました。
減速するかわりに攻撃ができるという、リスクとリターンがあったわけです。
PS4/PS5版ではL1/R1ボタン、□/×ボタンとそれぞれ別ボタンに割り振りが変わったためにノーリスクで無限に攻撃できるようになりました。
おかげでゲーム性が変わっています。
ただ、PCエンジン版と同じ操作でグレネードとボムを出すことは可能。
そしてキーコンフィグから別ボタン操作を消せば、原作と同じプレイができるようになります。
操作のしやすさとオリジナル版が同居しているという良い移植ですね。
バトローダーは1回クリアすれば解禁される
PCエンジン版ではメニュー画面でセレクトボタンを5回押すと、バトローダーというモードが遊べました。
ベーゴマのように相手の車にぶつかってフィールドから押し出すというゲームです。
本作ではどのコースでもいいので、とりあえず最後まで遊べば解禁となります。
というわけで、CIRCUITの1から5を同率1位で通過してエンディングを迎えてみました。
最後に流れるスタッフロールは日本語でした。
プロデューサーは後に『アークザラッド』『フロントミッション』『FF X / FF XIII』を手掛ける土田俊郎氏ですね。
スタッフロールのあとに「バトローダー解禁」の文字。
メインメニューに戻ってみましょう。
画面右上に「△ BATROADER」の文字。
これでバトローダーが遊べるようになりました。
PCエンジン版から何も削られていないことが確認できます。
あとがき
ヘタなレトロ風ゲームを出すよりも、実在のタイトルを移植した方が好評なラタライカゲームスの復刻シリーズ。
コストがかかるから無理だと思いますが、PS Plusのサブスクはこんな感じでいつかレトロゲーにトロフィーが付くと嬉しいですね。